ASUSTeKはネットブック「Eee PC」のストレージオプションの数を減らす計画だ。同社の広報担当が現地時間3月16日に明らかにした。
ASUSの広報担当がZDNet UKに語ったところによると、Eee PC各機種のストレージは現在、各市場でHDDかSSDから選択可能だが、8月からは全市場で1機種に付き1オプションのみ提供されるようになるという。
「消費者にわかりやすい製品ラインにしていく」とASUSの広報担当は述べる。そして、「現在、SSDとHDDでさまざまな選択肢を提供しているが、消費者が最も望んでいるものを1つ提供することで、選択を容易にしたい」と続けた。
この担当者によると、ASUSは継続して各機種でHDDとSSDのオプションを製造するが、市場ごとにどちらを提供すべきか決定してゆくという。
英国ではHDDとSSDのどちらが提供されるのかという質問について、同担当者は、「機種により異なる」と回答した。「ハイエンド」機種ではSSDを採用し、「メインストリーム」機種ではHDDが採用されるケースが多くなるという。
SSDはHDDより高速で衝撃にも強いが、その分、価格も高い。メモリ容量が増えると製造コストも高くなるため、現在、SSDオプションはHDDよりもメモリ容量が少ないことが多い。しかし、ASUSはネットブックにさまざまなオンラインストレージホスティングをバンドルしており、ユーザーは機種やSSDかHDDかに関係なくこのサービスを利用できる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」