Poken創立者が提案するソーシャル名刺交換--「mixiにも対応する」 - (page 4)

鳴海淳義(編集部)2009年03月17日 11時45分

--mixiなど日本のSNSに対応していく予定はありますか。

 これは第1に優先されるべきことですね。当然、日本のサービスにもリンクできるようにします。これからAPIを提供します。それを利用すれば、SNS側からPokenの機能を取り込めるようになります。

 PokenとしてはあらゆるSNSに対応したいですが、国によって主流のSNSは違いますし、すべてを把握するのは難しいです。ですので、SNS側から対応できるようにしようと考えています。

 日本のSNS事業者とはすでに商談を進めています。ここ数日間で新たにいくつかのSNS事業者と話をする予定でいます。mixiには数週間以内に対応します。

--Pokenというハードウェアにこだわらず、携帯電話やiPhoneのアプリケーションとしてリリースすることは考えていますか。

 会社の方針として基本的にオープンにしたいと思っています。欧州では技術のライセンスも進めています。日本でも携帯電話メーカーから声がかかれば、喜んで対応する予定です。

--Pokenのビジネスモデルを教えてください。

 Pokenのハードウェアの売上です。ウェブサイトから利益をあげることは考えていません。APIを公開しようと考えているのはそういう意図からです。Pokenのハードウェアを使っていただければいいのです。

--日本での販売目標はどれくらいですか。

 夢は約1億2000万個です(笑)。コレクターアイテムがあってもいい。1人で何個も持つこともありえるかもしれない。FacebookなどグローバルなSNSが登場したいま、ハードウェアではPokenをソーシャルネットワークにおけるグローバルスタンダードにしていきたいと思っています。残念ながら私の携帯電話とあなたの携帯電話はデータを交換できませんが、Pokenならワンタッチで可能なのです。

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