インテルは3月3日、UQコミュニケーションズの提供するWiMAXサービス「UQ WiMAX」を大量導入すると発表した。UQ WiMAXは、2月26日に首都圏を中心に始まった新サービスで、UQコミュニケーションズでは2012年末までに全国の人口カバー率90%を達成することを目標としている。
インテルではまず、社内にWiMAXの基地局を設置し、営業部門の社員に対し約200個のWiMAXデータ通信カードを配布する。同社 代表取締役社長の吉田和正氏は、同サービスの導入に踏み切った理由について、「インテルではWiMAXの普及を推進しており、WiMAX対応のノートPC向けプラットフォーム『Centrino 2』も7月には発表する予定だ。新たなサービスの普及にあたっては、まず自ら使ってみて、新たな利用モデルを提案する必要があると考えた」と話す。
UQ WiMAXは、世界標準のモバイルWiMAX(IEEE802.16e)技術による高速モバイルデータ通信サービスで、下り最大通信速度は論理性能上40Mbps。発表会場では、WiMAXを通じてインテルの社員同士が「Skype」でビデオチャットするデモが公開され、通常の高速インターネットサービスと変わらない快適な通信速度であることをアピールした。
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