アフィリエイト広告サービスを提供するファンコミュニケーションズの見直しが進んでいる。株価は2月20日まで8日続伸。19日には2008年6月以来の株価10万円回復を果たしている。アフィリエイト広告サービスはブームが一巡して、相次いで株式公開したサービス各社の業績が悪化。株価も大幅な調整を続けてきた。
ファンコミュニケーションズもアフィリエイトブームの一巡の影響から業績高成長が一服。2007年12月期、2008年12月期と連続で小幅減益となった。主要広告主であった消費者金融各社がグレーゾーン金利問題などから広告出稿を抑制し、利益成長スピードが鈍った。2007年12月期の後半から2008年12月期の前半まで、その影響が色濃く出ていたが、2008年12月期後半から業績動向の底打ち、回復基調が鮮明化している。
2008年12月期業績は2月6日に上方修正。組織改編による営業体制の強化、サービス品質の向上を目指したプロモーション展開が実を結んだ格好で、当初予想から減益幅が縮小した。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス