2009年12月期は回復色が強まる。連結経常利益は前期比10.8%増の10億7000万円と、3期ぶりの増益を計画している。2008年の年末はEコマースなど消費の巣籠り化が活況を呈しており、下火となっていた個人のブログ活用が再度、盛り上がっている。連れてファンコミュニケーションズの展開するアフィリエイトサービスも成果報酬が回復基調に入っているという。
2007年7〜9月をピークに減少が続いていたアフィリエイトサービス会員数(サイト運営者数)は2008年10〜12月、ついに増加に転じた。また、2月16日に発表した1月の月次売上高は前年同月比33%増と大幅に増加。今期は業績回復色がより、明確になっていきそうだ。
株価は2月に入ってから業績の回復色が表面化し、急上昇しているが、それでも時価は株式公開当時の数分の1の水準。業界トップ級の規模を誇るファンコミュニケーションズは、アフィリエイト各社の中でも選別的に物色される可能性がある。
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