パナソニックは2月3日、薄型テレビ「VIERA」シリーズに、Z、V、G3シリーズ13機種の新製品を発表した。Zシリーズは、プラズマテレビながら奥行き24.7mmのスリムボディとなる。3月1日から順次発売予定。価格はオープンだ。
新ビエラは32型から54型までの6サイズがラインアップ。32型、37型は液晶テレビ、42型、46型、50型、54型はプラズマテレビとなる。
プラズマテレビには、新開発の「ネオ・プラズマパネル」を搭載し、動画解像度1080本、コントラスト比4万対1の高精細映像を実現するという。一方液晶テレビには半光沢パネルを採用した新「IPSαパネル」を採用し、鮮明な映像を視聴できるとのことだ。各機種の特徴は下記のとおり。
Zシリーズは、プラズマテレビながら奥行き24.7mmを実現したスリムボディモデル。46型、50型、54型の3サイズをラインアップする。薄型パネル部とチューナー部のセパレート構成で、別売のフルハイビジョンワイヤレスユニット「TU-WH1J」(店頭想定価格:6万円)を利用すれば、「WiHD」(Wireless HD)によるワイヤレス接続が可能。パナソニックによるWiHD規格を採用したプラズマテレビは世界初とのこと。
これに合わせ、同梱のリモコンにも2.4GHz方式の無線方式リモコンを採用しており、受信機の方向や障害物を気にせず利用できるという。
インターネット接続により、「アクトビラ ビデオ・フル」とYouTube動画の視聴にも対応する。発売は4月20日から。
Gシリーズは、チューナーを一体化したタイプ。42型、46型、50型のプラズマテレビは、チューナー一体型でも奥行きを5.5cmに抑えた。また独自の「ハリウッドカラーリマスター」を搭載することで、映像を広色域化し、豊かな色再現を実現するという。
32型、37型の液晶テレビは、120コマ/秒表示の「Wスピード」と動きに合わせてバックライトを制御する「モーションフォーカス技術」により、動画解像度900本を実現。動きの早い映像も細部まで描写できるとのことだ。
アクトビラ ビデオ・フル、YouTube視聴も可能だ。発売はプラズマテレビが3月1日から。液晶テレビが4月15日からとなる。
Gシリーズは、Vシリーズ同様に42型、46型、50型のプラズマテレビと32型、37型の液晶テレビの全5機種をラインアップ。プラズマテレビは1080本、液晶テレビは900本(32型モデルは720本)の動画解像度を実現しているという。発売は3月1日から。
全機種ともに、搭載チューナーは地上、BS、110度CSチューナーを1基搭載したシングルモデル。「ビエラリンク」を進化させ、視聴状態にない接続機器は電源を自動でオフにする「こまめにオフ」や、使用していない接続機器「DIGA」の待機電力モードを最小にする「ECOスタンバイ」などの環境性能も備える。
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