パナソニック、プラズマで薄さ24.7mmのZシリーズ含む新「VIERA」をラインアップ

加納恵(編集部)2009年02月03日 19時24分

 パナソニックは2月3日、薄型テレビ「VIERA」シリーズに、Z、V、G3シリーズ13機種の新製品を発表した。Zシリーズは、プラズマテレビながら奥行き24.7mmのスリムボディとなる。3月1日から順次発売予定。価格はオープンだ。

 新ビエラは32型から54型までの6サイズがラインアップ。32型、37型は液晶テレビ、42型、46型、50型、54型はプラズマテレビとなる。

CMキャラクターの小雪さんと綾瀬はるかさん 発表会場にはCMキャラクターの小雪さんと綾瀬はるかさんも登場した

 プラズマテレビには、新開発の「ネオ・プラズマパネル」を搭載し、動画解像度1080本、コントラスト比4万対1の高精細映像を実現するという。一方液晶テレビには半光沢パネルを採用した新「IPSαパネル」を採用し、鮮明な映像を視聴できるとのことだ。各機種の特徴は下記のとおり。

 Zシリーズは、プラズマテレビながら奥行き24.7mmを実現したスリムボディモデル。46型、50型、54型の3サイズをラインアップする。薄型パネル部とチューナー部のセパレート構成で、別売のフルハイビジョンワイヤレスユニット「TU-WH1J」(店頭想定価格:6万円)を利用すれば、「WiHD」(Wireless HD)によるワイヤレス接続が可能。パナソニックによるWiHD規格を採用したプラズマテレビは世界初とのこと。

 これに合わせ、同梱のリモコンにも2.4GHz方式の無線方式リモコンを採用しており、受信機の方向や障害物を気にせず利用できるという。

 インターネット接続により、「アクトビラ ビデオ・フル」とYouTube動画の視聴にも対応する。発売は4月20日から。

  • TH-P54Z1(54型 店頭想定価格:70万円前後)
  • TH-P50Z1(50型 店頭想定価格:60万円前後)
  • TH-P46Z1(46型 店頭想定価格:55万円前後)

 Gシリーズは、チューナーを一体化したタイプ。42型、46型、50型のプラズマテレビは、チューナー一体型でも奥行きを5.5cmに抑えた。また独自の「ハリウッドカラーリマスター」を搭載することで、映像を広色域化し、豊かな色再現を実現するという。

 32型、37型の液晶テレビは、120コマ/秒表示の「Wスピード」と動きに合わせてバックライトを制御する「モーションフォーカス技術」により、動画解像度900本を実現。動きの早い映像も細部まで描写できるとのことだ。

 アクトビラ ビデオ・フル、YouTube視聴も可能だ。発売はプラズマテレビが3月1日から。液晶テレビが4月15日からとなる。

  • TH-P50V1(50型 店頭想定価格:40万円前後)
  • TH-P46V1(46型 店頭想定価格:37万円前後)
  • TH-P42V1(42型 店頭想定価格:30万円前後)
  • TH-L37V1(37型 店頭想定価格:22万円前後)
  • TH-L32V1(32型 店頭想定価格:20万円前後)

 Gシリーズは、Vシリーズ同様に42型、46型、50型のプラズマテレビと32型、37型の液晶テレビの全5機種をラインアップ。プラズマテレビは1080本、液晶テレビは900本(32型モデルは720本)の動画解像度を実現しているという。発売は3月1日から。

  • TH-P50G1(50型 店頭想定価格:35万円前後)
  • TH-P46G1(46型 店頭想定価格:30万円前後)
  • TH-P42G1(42型 店頭想定価格:25万円前後)
  • TH-L37G1(37型 店頭想定価格:20万円前後)
  • TH-L32G1(32型 店頭想定価格:14万円前後)

 全機種ともに、搭載チューナーは地上、BS、110度CSチューナーを1基搭載したシングルモデル。「ビエラリンク」を進化させ、視聴状態にない接続機器は電源を自動でオフにする「こまめにオフ」や、使用していない接続機器「DIGA」の待機電力モードを最小にする「ECOスタンバイ」などの環境性能も備える。

「新ビエラ」にはZ、V、Gシリーズが登場した 「新ビエラ」にはZ、V、Gシリーズが登場した

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