カシオ計算機は1月30日、電子辞書「エクスワード」の新製品として、医学モデル「XD-GF5900MED」「XD-SF5700MED」を2月20日に発売すると発表した。価格はともにオープン。
2機種とも、手書きパネルに加えて、メインパネルもタッチ操作に対応する「ツインタッチパネル」を採用。さらに、メインパネル右側には、使用頻度の高い「コンテンツ間のジャンプ」、「コンテンツの選択」などを、タッチ操作で実行できる「クイックパレット」を備える。
本体の傾きを検知するアクションセンサーを内蔵し、ボディを縦方向に持てば、PCの専用サイトから取り込んだテキストデータなどを「ブックスタイル表示」で読むことができる。画面を左右に傾けることでページ送りも可能。また、海外旅行の際など、画面を相手側に傾ければ「ひとり歩きの会話集」の例文を相手側に向けて表示することもできる。
コンテンツは、「南山堂医学大辞典」「医学英和大辞典」「プラクティカル医学略語辞典」などの医学辞典や、外国人患者とのコミュニケーションをサポートする「医療の英会話」、主要な薬剤の概要が一目でわかる「今日の治療薬」などを収録。
さらに「XD-GF5900MED」は、英語の医学文献を読む際に役立つ「ステッドマン医学英英辞典」と、総合的な診断・治療マニュアルとして定評のある「メルクマニュアル」を新たに搭載。そのほか、クイズ形式で服薬指導の知識が身につく「DIクイズ」など、合計10種類の医学系コンテンツを備える。
実勢価格は、「XD-GF5900MED」が7万5000円前後、「XD-SF5700MED」が6万5000円前後の見込み。
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