シャープは11月20日、キーボード上にある手書きパッドに加え、コンテンツを表示するカラー液晶画面もペンタッチに対応した、「Wタッチパネル」採用のワンセグ搭載カラー電子辞書「Brain(ブレーン) PW-TC980」を発表した。
新しいカラー電子辞書Brainシリーズの第2弾として、12月5日から販売を開始する。本体カラーは、ノーブルブラックとシャンパンゴールドの2色。価格はオープンだが、店頭想定価格は5万円前後となる。
Brain PW-TC980は、手書きパッドに加え、メイン画面のカラー液晶もペンタッチに対応することで、直感的な操作を可能とした。たとえば、表示された単語や文章をペンでなぞると、「マーカー(マーカーを引く)」「音声(英単語など音声再生)」など使用できる機能のマークが表示され、マークをタッチすればメニュー画面の切り替えや英単語の音声再生ができるという。
表示画面には高精細5型HVGAカラー液晶を採用。ワンセグチューナーを搭載しているため、地上デジタル放送も視聴可能だ。ニュースや音楽番組など、視聴する番組に合わせて4つの音響効果も備えた。
本体には、カラー画面をタッチしながら学習できる対話型アプリケーションソフトをはじめ、暮らしからビジネスまで幅広く役立つ100コンテンツを収録した。
また、インターネット上のBrain専用コンテンツダウンロードサイト「ブレーンライブラリー」も拡充し、語学などの専門辞書や実用書をはじめ、ドリル系アプリケーションソフトや小説なども取り揃えているという。コンテンツは手持ちのPCにダウンロードし、PCとBrain PW-TC980をケーブルで接続し転送する。欲しかったコンテンツを追加することで、電子辞書の使い方が拡がるとシャープでは説明している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」