アパレル専門のECサイト「ZOZOTOWN」を手掛けるスタートトゥデイが1月29日の取引で急反発した。取引終了後に2009年3月期第3四半期(2008年4〜12月)決算発表を控える神経質なタイミングながら、積極的な買い注文が入った。
1月29日は決算発表後の上昇を見越した買いが入った格好だが、経済環境が激変している上に、企業規模がそれほど大きくない新興企業は小さな変化でも業績が大きくぶれやすい傾向がある。株式市場では新興市場上場銘柄へのこういった「先回り買い」はある種のタブーと認識されていた。
EC関連企業は、経済環境が冷え込み、消費の巣ごもり化が進む中で業績の好調ぶりが伝わっており、その中でも勝ち組に位置付けられているスタートトゥデイには決算発表への期待感が高かった。
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