コンテンツ配信ネットワークAkamai Technologiesによると、Barack Obama大統領就任演説は、インターネット史上最高のインターネットトラフィックを更新することはできなかったが、過去最大のストリーミングビデオ同時視聴者数を記録したという。
Akamaiによると、米国時間1月20日の東部標準時間午後12時15分頃のピーク時には、約770万ものビデオストリームが視聴されており、そのほとんどがライブストリーミングだったという。ほとんどの米国人がオフィスにいる時間に大統領就任式典が開催されたため、テレビではなくコンピュータ画面での視聴が多かったことが理由の1つであると、同社は推測している。
Akamaiのグローバルセールスおよびマーケティング担当エグゼクティブバイスプレジデントを務めるRobert Hughes氏はリリースの中で、「大統領就任式が歴史的な瞬間であるということに加え、グローバルオンラインオーディエンスの空前の需要を呼び起こしたイベントとなったことが明らかである」と述べた。「大統領就任式が米国の平日の勤務時間帯に開催されたことにより、大手ニュース企業で、記録的な数のライブストリームが提供されることとなった」(Hughes氏)
大統領就任式典とそれに関連する各種イベントのビデオは、HuluのようなオンラインビデオハブからUstreamのようなストリーミングサイト、主要なニュースサイトにいたるまで、ウェブ上のありとあらゆる場所で配信され、空前の需要を喚起した。最も人気のある視聴サイトの1つであるCNN.comでは、視聴者数を制限しなければならないほどであった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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