パナソニックは3次元映像(3D)に関するBlu-ray Disc規格化、製品化に向けて、米国ハリウッドにあるパナソニックハリウッド研究所(PHL)内に「パナソニック ハリウッド研究所アドバンスドオーサリングセンター」(PHL-AC)を2月1日に設立する。
PHL-ACでは、3Dに対応したBlu-ray対応タイトルを制作するといった、オーサリングサービスを提供する考えだ。
PHL内には現在、劇場用の3D対応デジタルシネマプロジェクタ、3D対応のフルHD103インチプラズマシステムがあり、3D用MPEG-4 AVC High Profileビデオエンコーダーも開発中だ。PHL-ACではこれらの3D Blu-rayオーサリングシステムを使って、3D版Blu-rayタイトルを試作する。
PHLは2001年に設立され、映画コンテンツの圧縮技術、Blu-ray規格、オーサリング技術などをハリウッドスタジオと共同で開発してきた。現在までにBlu-rayタイトルを100本以上制作しているという。
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