デジタルレコーダーにおけるBlu-ray Discレコーダーの数量構成比が11月第1週に50%を超えていることが明らかになった。これはジーエフケーマーケティングサービスジャパン(GfKジャパン)の調査によるもの。このスピードは、ビデオデッキからDVDレコーダー買い替え期の1.5倍に相当するという。
Blu-ray Discレコーダーは2007年10月以降、販売台数が急速な伸びを見せていたが、2008年に入り品薄などの要因から、成長スピードが一時的に鈍化。しかし2月に東芝がHD DVDから撤退するとの報道を受け、人気は再度加速した。
2008年秋には、ソニー、パナソニック、シャープからMPEG-4 AVCによる長時間ハイビジョン記録や、高画質回路を搭載した新モデルが投入。シングルチューナー機で8万円台という値ごろ感あるモデルも登場しており、機能、価格の両面から魅力な商品が出てきたことが数量アップの要因と考えられる。
平均価格は、6月の時点で11万円台だったが、10月の第3週以降は10万円台で推移している。GfKジャパンでは、年末商戦に向けさらに値ごろ感が強まるとも予想する。
ユーザーは、DVDレコーダーからの買い替えが約半数を占めるが、ビデオデッキからの買い替えユーザーも18%と多く、DVDレコーダーを経ずBlu-ray Discレコーダーに買い替える層が増加しているとのこと。
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