Freescale Semiconductorは、今週ラスべガスで開催される2009 International Consumer Electronics Show(CES)において、200ドル以下のネットブックを実現する、新たなプロセッサを発表予定である。
ARMチップのアーキテクチャをベースとする「i.MX51」プロセッサは、Motorolaのチップ部門から独立して誕生したFreescaleの説明では、「200ドルを下回る価格帯で、低消費電力かつギガヘルツパフォーマンスのネットブック」発表を可能にすべく設計されている。
ネットブックの定義は、多くの異なる企業が、独特のビジョンを打ち出してきており、毎月のように新たになっているようだ。Freescaleも例外ではない。Intelと同じく、Freescaleも、ネットブックはPCをサポートするデバイスと位置づけているものの、ネットブックは消費電力が大幅に低く、OSにはLinuxを搭載するデバイスであると、Freescaleは定義している。Atomプロセッサを採用した、Intelベースのネットブックは、一般的にARMベースのデバイスよりも高パフォーマンスであり、OSにはWindows XPを搭載していることが多い。
Freescaleのコンシューマー製品部門グローバルマーケティングディレクターであるGlen Burchers氏は、インタビューの中で「(ネットブックの)主な機能はインターネットへのアクセスであることを考えると、LinuxとFirefoxという組み合わせこそ、その目的を達成する上で、最高のOSとアプリケーションである」と語っている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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