HPのネットブックはAtomを搭載してどう変わったか--フォトレビュー「HP Mini 1000」

 HPからネットブックの第2弾、HP Mini 1000が発表された。HPはすでにほぼ同サイズの小型ノートPC、「HP 2133 Mini-Note PC」があるが、CPUやチップセット、液晶を変更しており、小型で安価という以外はまったく別の製品となっている。


 今回登場したHP Mini 1000は、Atomプロセッサを搭載する。液晶解像度が他のライバル機と同等の1024×600ドット。サイズは10.2インチと大型化したものの、解像度は従来のHP 2133 Mini-Note PCに比べて低い。そのほか945GSEチップセット、1Gバイトメモリと他のライバル機と同等のスペックを持っている。


 ストレージは3タイプ用意されており、8Gバイト SSD、16Gバイト SSD、HDDの場合には1.8インチの60Gバイト HDDとなる。16GバイトのSSDモデルは、USBに似たポートにすっぽり挿入できる8Gバイトの「HPミニモバイルドライブ」が付属する。


 従来のHP 2133同様、丸みを帯びたスクエアボディで、手前も奥も厚みが同じというスタイリング。外装の液晶ディスプレイ側にはZEN-design“uzu”(渦)デザインがあしらわれている。液晶はベゼルまで継ぎ目のない表面パネルで光沢タイプだ。液晶の上にはカメラとマイクが装備される。


 反対に、キーボードや基板が入る側のボディは無塗装仕上げだ。全体的に見れば、スタイリッシュで仕上げも良好。2009年2月には赤い外装で、ファッションブランド「Vivienne Tam(ヴィヴィアン・タム)」とのコラボレーションモデル「HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition」の追加も予定されている。


 バッテリは底面に薄型のものが装着される。3セルに相当し、SSDモデルで約3.5時間、HDDモデルで約3.3時間(JEITA測定法)利用できる。


 キーボードは実測で17.5mmピッチ。さらに大型のキーに見える形状だ。特に右端のキーピッチが狭まっていないため、押しやすいと感じる人も多いだろう。ポインティングデバイスはボタンがパッドの左右にあるタイプのため、使いこなしには若干の慣れを要する。パッドとボタンをワンタッチでオフできるボタンがあるため、マウスとの併用に便利だ。


 ACアダプタは小型タイプが付属しているが、ACケーブルは太いケーブルと、コンセント直結のL字型コンセントアダプタが付属している。L字型を使えば携帯性は高くなるものの、差し込めるコンセントの位置関係によっては使えず、太いACケーブルの利用が必要となることもある。


 完成度が高い製品だが、外部ディスプレイ端子がなく、マイク単体の接続もできない。また、USBポートは2ポートとなっており、小型化のための割り切りも目立つ。選択する際は注意しておきたいポイントだ。

 HPからネットブックの第2弾、HP Mini 1000が発表された。HPはすでにほぼ同サイズの小型ノートPC、「HP 2133 Mini-Note PC」があるが、CPUやチップセット、液晶を変更しており、小型で安価という以外はまったく別の製品となっている。


 今回登場したHP Mini 1000は、Atomプロセッサを搭載する。液晶解像度が他のライバル機と同等の1024×600ドット。サイズは10.2インチと大型化したものの、解像度は従来のHP 2133 Mini-Note PCに比べて低い。そのほか945GSEチップセット、1Gバイトメモリと他のライバル機と同等のスペックを持っている。


 ストレージは3タイプ用意されており、8Gバイト SSD、16Gバイト SSD、HDDの場合には1.8インチの60Gバイト HDDとなる。16GバイトのSSDモデルは、USBに似たポートにすっぽり挿入できる8Gバイトの「HPミニモバイルドライブ」が付属する。


 従来のHP 2133同様、丸みを帯びたスクエアボディで、手前も奥も厚みが同じというスタイリング。外装の液晶ディスプレイ側にはZEN-design“uzu”(渦)デザインがあしらわれている。液晶はベゼルまで継ぎ目のない表面パネルで光沢タイプだ。液晶の上にはカメラとマイクが装備される。


 反対に、キーボードや基板が入る側のボディは無塗装仕上げだ。全体的に見れば、スタイリッシュで仕上げも良好。2009年2月には赤い外装で、ファッションブランド「Vivienne Tam(ヴィヴィアン・タム)」とのコラボレーションモデル「HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition」の追加も予定されている。


 バッテリは底面に薄型のものが装着される。3セルに相当し、SSDモデルで約3.5時間、HDDモデルで約3.3時間(JEITA測定法)利用できる。


 キーボードは実測で17.5mmピッチ。さらに大型のキーに見える形状だ。特に右端のキーピッチが狭まっていないため、押しやすいと感じる人も多いだろう。ポインティングデバイスはボタンがパッドの左右にあるタイプのため、使いこなしには若干の慣れを要する。パッドとボタンをワンタッチでオフできるボタンがあるため、マウスとの併用に便利だ。


 ACアダプタは小型タイプが付属しているが、ACケーブルは太いケーブルと、コンセント直結のL字型コンセントアダプタが付属している。L字型を使えば携帯性は高くなるものの、差し込めるコンセントの位置関係によっては使えず、太いACケーブルの利用が必要となることもある。


 完成度が高い製品だが、外部ディスプレイ端子がなく、マイク単体の接続もできない。また、USBポートは2ポートとなっており、小型化のための割り切りも目立つ。選択する際は注意しておきたいポイントだ。

 HPからネットブックの第2弾、HP Mini 1000が発表された。HPはすでにほぼ同サイズの小型ノートPC、「HP 2133 Mini-Note PC」があるが、CPUやチップセット、液晶を変更しており、小型で安価という以外はまったく別の製品となっている。  今回登場したHP Mini 1000は、Atomプロセッサを搭載する。液晶解像度が他のライバル機と同等の1024×600ドット。サイズは10.2インチと大型化したものの、解像度は従来のHP 2133 Mini-Note PCに比べて低い。そのほか945GSEチップセット、1Gバイトメモリと他のライバル機と同等のスペックを持っている。  ストレージは3タイプ用意されており、8Gバイト SSD、16Gバイト SSD、HDDの場合には1.8インチの60Gバイト HDDとなる。16GバイトのSSDモデルは、USBに似たポートにすっぽり挿入できる8Gバイトの「HPミニモバイルドライブ」が付属する。  従来のHP 2133同様、丸みを帯びたスクエアボディで、手前も奥も厚みが同じというスタイリング。外装の液晶ディスプレイ側にはZEN-design“uzu”(渦)デザインがあしらわれている。液晶はベゼルまで継ぎ目のない表面パネルで光沢タイプだ。液晶の上にはカメラとマイクが装備される。  反対に、キーボードや基板が入る側のボディは無塗装仕上げだ。全体的に見れば、スタイリッシュで仕上げも良好。2009年2月には赤い外装で、ファッションブランド「Vivienne Tam(ヴィヴィアン・タム)」とのコラボレーションモデル「HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition」の追加も予定されている。  バッテリは底面に薄型のものが装着される。3セルに相当し、SSDモデルで約3.5時間、HDDモデルで約3.3時間(JEITA測定法)利用できる。  キーボードは実測で17.5mmピッチ。さらに大型のキーに見える形状だ。特に右端のキーピッチが狭まっていないため、押しやすいと感じる人も多いだろう。ポインティングデバイスはボタンがパッドの左右にあるタイプのため、使いこなしには若干の慣れを要する。パッドとボタンをワンタッチでオフできるボタンがあるため、マウスとの併用に便利だ。  ACアダプタは小型タイプが付属しているが、ACケーブルは太いケーブルと、コンセント直結のL字型コンセントアダプタが付属している。L字型を使えば携帯性は高くなるものの、差し込めるコンセントの位置関係によっては使えず、太いACケーブルの利用が必要となることもある。  完成度が高い製品だが、外部ディスプレイ端子がなく、マイク単体の接続もできない。また、USBポートは2ポートとなっており、小型化のための割り切りも目立つ。選択する際は注意しておきたいポイントだ。

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