HPから発売された「HP 2133 Mini-Note PC」。名前や価格、そして写真を見ると、UMPCであったり、とてもコンパクトなノートPCという先入観を持ってしまう。写真で見ている範囲ではボディーが丸みを帯びていたり、キーがボディに比べて大きく見えることから、全体的に小さい印象を受けてしまう。
ところが、実物を見て驚いた。自分の想像を超えた大きさという印象で、ミニノートという感じがまったくしないのだ。普及型の3kgほどある他のノートPCと比べてみれば小さいサイズなのであるが、EeePCをはじめとするミニノートPCから比べると大きく、キーボードも、液晶14-15インチクラスのノートPCよりも大きいと錯覚するほどゆったりとしている。
実際のスペックは幅255×奥行166×厚さ27.2mm。重さは1kgを超える1.27kg。表面は金属調でヘアライン加工をしているため、プラスチック張りのノートPCに比べると、がっちりとして、重量感さえ感じてしまう。
普及を狙った安いスタンダードモデルで5万9800円、OS、CPU、バッテリーなど全体的にアップグレードしたハイパフォーマンスモデルが7万9800円と一般的なモバイルノートPCからするとかなり安価な部類。しかも、予備知識なしでこのモデルを触ったなら、もう少し上の、コンパクトかつ高級感あるモバイルノートPCだと思ってしまうだろう。
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