グーグル「Street View」、米国での対象地域が2倍に

文:Stephen Shankland(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2008年12月11日 18時15分

 「Street View」が「Google Maps」のいたるところで、大変な勢いで拡大を続けている。Googleは米国におけるStreet Viewの対象地域が2倍になったと発表した。

 Googleが米国時間12月9日に発表したところによると、今回範囲が広がったのは、メイン、ウェストバージニア、ノースダコタ、サウスダコタの各州および、テネシー州メンフィス、サウスカロライナ州チャールストン、アラバマ州バーミングハムの各都市だという。Googleは各都市間のサービスレベルの格差もなくした。Google Lat-Longの記載では、ワイオミング州のデビルスタワーを例にこのたびのニュースを紹介している。

 9日付のGoogleのブログでStreet Viewの対象範囲を示した最新の地図を見た筆者の同僚は(Zombie Infection Simulationを意図して)「ゾンビが増殖していくのを見ているようだ」と冗談を述べた。

 Google Mapsの衛星写真版の場合のように、Street Viewは(米国での)サービス開始当初、たとえ公道から写真を撮影することが合法だとしても、プライバシーを侵害していると、当初は騒がれていた。しかし、筆者にはこの騒ぎが沈静化しつつあるように思える。筆者の考えは正しいだろうか。

 Googleが2008年に世界での取り組みを拡大した結果、Street Viewは現在、フランス、イタリア、日本、オーストラリア、スペイン、ニュージーランドの風景に対応している。

 「Street View」は9日、米国での対象範囲を2倍に拡大した
(提供:Google)

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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