「Facebook Connect」の正式公開を受けてのもののようだが、Googleがユニバーサルログインシステム「Google Friend Connect」を開始した。米国時間12月4日、報道関係者のもとに急遽作成したらしい電子メールが送られてきた。そこには、「今日から、誰でも自由にFriend Connectを自分のウェブサイトに追加できる。審査の必要なし。その他の詳細はOfficial Google Blogにすぐに投稿します」と書かれていた。
Facebook Connectの場合と同様で、サイトにFriend Connectを採用した場合の利点は、ユーザーがたいていは毎日利用していて不安感のないログイン方法で登録できるということにある。Googleまたは「Gmail」のIDとパスワードが使えるのだ。
Friend Connectは、Facebook Connectよりもいくらか簡単で、サイトに組み込む手順もすっきりしているようだ。さらに、Friend Connectは「OpenSocial」とリンクしている。上述の電子メールには、「Friend Connectを設置したウェブサイトはOpenSocialコンテナになり、OpenSocialのアプリケーションを実行できる」とある。
ただ、オンラインIDの獲得をかけた現在進行中のバトルで、筆者はまだFacebook Connectの方を推している。Friend Connectの機能は気に入っているが、Googleはサイト管理者に、Facebookのプログラムでついてくるような無料のマーケティングを用意できていない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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