今回のニュースを受けたネット株人気の継続性については疑問が残るが、上記の銘柄のほか、ミクシィ、ぐるなびなども含め、ネット関連セクターには好業績銘柄が多い。再び為替市場が不安定な動きとなる中で、海外情勢などの影響を受けにくい内需株としてネット株に注目する向きが増えてきている。
株式市場には「棹尾(トウビ)の一振」という格言がある。1年の最後、12月に急上昇する相場展開を指す言葉だ。今年はヤフーや楽天、ミクシィを中核としたインターネット関連株が、その「棹尾の一振」の主役になるとの見方が強まっている。世界的な金融市場が混乱し、輸出企業の業績が悪化すればするほど、それらに対する抵抗力の強いインターネット関連株への魅力が、より際立っていく展開が期待できそうだ。
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