今回のニュースを受けたネット株人気の継続性については疑問が残るが、上記の銘柄のほか、ミクシィ、ぐるなびなども含め、ネット関連セクターには好業績銘柄が多い。再び為替市場が不安定な動きとなる中で、海外情勢などの影響を受けにくい内需株としてネット株に注目する向きが増えてきている。
株式市場には「棹尾(トウビ)の一振」という格言がある。1年の最後、12月に急上昇する相場展開を指す言葉だ。今年はヤフーや楽天、ミクシィを中核としたインターネット関連株が、その「棹尾の一振」の主役になるとの見方が強まっている。世界的な金融市場が混乱し、輸出企業の業績が悪化すればするほど、それらに対する抵抗力の強いインターネット関連株への魅力が、より際立っていく展開が期待できそうだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
開発経験ゼロからのローコード開発で
医療ニーズに応えた病院向けシステムを構築