Microsoftは米国時間12月2日、同社OS最新版「Windows Vista」の第2修正版「Windows Vista Service Pack 2(SP2)」のより広範なテストの準備が整ったと発表した。SP2には、バグの修正およびパフォーマンス改善に加えて、Blu-rayと「Bluetooth 2.1」のサポートを追加し、同社のデスクトップ検索技術の最新版「Windows Search 4.0」を組み込む予定だ。
MicrosoftのバイスプレジデントMike Nash氏は、ブログ投稿の中で、Microsoftは関心のあるすべての人にカスタマープレビュープログラム(CPP)を提供するが、全員がテスト版のSP2をダウンロードする必要があるわけではないと述べた。
「(テスト版は)技術マニアや開発者、IT専門家たちを想定したもので、最終版リリースに先立ち、SP2を自身の環境で手持ちのアプリケーションと組み合わせてテストしたい人に向いている。われわれが大半の顧客に最もふさわしいと思うアドバイスは、最終版リリースまでこのサービスパックのインストールを待つべき、というものだ」とNash氏はブログで述べた。
Microsoftは2008年10月下旬、アップデートの限定テストをまもなく開始すると発表していた。
Nash氏によると、Vista SP2は順調に進んでいて、2009年6月末までにはリリースできる見込みだという。「今日現在、予定は順調に進んでいて、2009年前半にはWindows Vista SP2を出荷できそうだ」(Nash氏)
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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