MicrosoftのWindowsおよびOfficeに対する関心はそれらの次期バージョンに向けられているものの、Microsoftはこれらの製品それぞれに対して新たなサービスパックを提供するべく取り組んでいる。
Microsoftは米国時間10月22日、ブログへの投稿において、「Office 2007 Service Pack 2」を2009年2月〜4月に提供する予定であると述べている。また、以前に発表されていた「Open Document Format(ODF)」のサポートなど、アップデートに含まれる数多くの機能も明らかにしている。
一方、Windowsチームが提供している情報はこれよりもかなり少ない。
同チームが正式に認めているのは、「Windows Vista」のService Pack 2(SP2)を提供する予定があるということのみである。
Microsoftは声明で、「MicrosoftはWindows VistaおよびWindows Server 2008の2つ目のサービスパックに取り組んでいる」と述べている。また同社は「サービスパックは従来のソフトウェアライフサイクルの一環である。それらは、改善努力を続けていくというわれわれの約束の一環として、すべてのMicrosoft製品に対してわれわれが作り出すものである。そして、Microsoftは通常通り、テストビルドを広く配布する前に、主要な利害関係者との対話を引き続き行っている段階である。より詳しいことは近々明らかにする予定である」とも述べている。
MicrosoftのバイスプレジデントであるBrad Brooks氏は13日のインタビューにおいて、同社はその時点でまだ(Windows Vista)SP2のベータテストを開始していないと述べている。
しかし、ZDNetのブロガーであるMary Jo Foley氏によると、MicrosoftはVista SP2のテスターの募集をすでに開始しているという。また、Microsoftはベータ版の存在を示唆するサポート文書を10月に入ってから公開している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス