モバイル機器における「iPhone」的なウェブ閲覧は特許を取得済みだと主張する発明家が、Appleに特許権侵害訴訟を突きつけている。
EMG Technologyは米国時間11月24日、21世紀の特急裁判所と言われる、テキサス州タイラー地区のテキサス州東部地区連邦地裁で、Appleに対して訴訟を起こした。同社は発明家Elliot Gottfurcht氏の権利関係を所有する会社のようだ。EMGは2006年3月に特許出願書類を提出し、2008年10月に7441196番の米国特許を付与された。同社はAppleのiPhoneがこの特許の権利に抵触していると考えている。
この特許は基本的には、ウェブサイトがアクセスしてきた画面のサイズに対し自らを再フォーマットする機能を扱っているもののようだ。EMG顧問のStanley Gibson氏はこの訴訟を宣言するプレスリリースで「この特許の権利は、HTMLからXMLへ再フォーマットされたインターネットコンテンツのモバイル機器での表示、つまりiPhoneが現在披露している業界標準に及んでいる」と述べている。
同様の技術を市場で展開している企業は多数あることを考えるとEMGが特にAppleを訴える理由は明確ではないが、EMGは同社の特許が「画面の1部分でズームやスクロールを操作する技術」にも及んでいるとしている。Apple関係者は、係争中の訴訟について同社はコメントしないと語った。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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