アップル、iPhoneビジュアルボイスメール機能の特許侵害訴訟で和解

文:Tom Krazit(CNET News.com) 翻訳校正:編集部2008年06月17日 10時04分

 Appleは、「iPhone」で使用しているビジュアルボイスメールシステムをめぐる特許侵害訴訟で、問題となっている技術に対するライセンス契約を結ぶことで和解した。

 Klausner Technologiesは2007年12月、iPhoneに搭載されているビジュアルボイスメール機能をめぐってAppleとAT&Tを相手取って訴訟を起こした。この機能により、電子メール受信箱のようにメッセージのリストからボイスメールを選択し、再生することが可能となる。Reutersによると、AppleとAT&T、eBayは現在、Klausnerの技術をライセンスしているという。この契約に関する金銭面の条件は明らかにされていない。

 AppleとAT&Tの前には、AOLとVonageがKlausnerと契約を結んでいる。このことから、裁判になれば最終的に勝ちを得ることができる、かなりよい機会であったことが分かる。Reutersは、Klausnerの次のターゲットはComcastとCablevisionだと述べている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]