NEO上場ウェブマネーの2008年4-9月、営業利益33%減--3年後の利益計画も引き下げ

 電子マネーサービス「WebMoney」を手掛けるウェブマネーの2008年4-9月決算は営業利益が1億8600万円と前年同期比33%減った。販売コスト引き下げ対策の実施が遅れたほか、一部サービスの終了決定にともなう資産の減損処理などが響いた。

 売上高は180億100万円と25.9%増えた。コンビニエンスストアのセブン-イレブンでの販売やゲームポータルサイト大手「ハンゲーム」を運営するNHN Japanとの提携による相手先ブランドでの販売などが寄与した。

 収益の基盤となる契約加盟社数は、9月時点で前期末より150社強多い1773社になった。ブログやEC関連など従来の主体だったゲームやコンテンツ以外の顧客を積極的に開拓した。ウォレットサービスを利用する個人会員は同じく77万人と19万人増えた。

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