また、新たに広告事業も開始した。インターネット広告のアドウェイズと提携し、6月からPC向けに、10月からはモバイル向けに提供している。ユーザーはWebMoneyを無料で獲得できる。一方、ウェブマネー側は物販など新たな市場への進出の足掛かりになるとみている。
ウェブマネーはジャスダック証券取引所の技術系ベンチャー企業を対象にした新市場NEO(ネオ)の上場企業4社のうちの1社。NEO銘柄は「マイルストーン開示」と呼ばれる、3年以上の収益計画について開示が求められている。
同社では決算発表と同時に2009年3月期と2010年3月期、2011年3月期の単独業績見通しを下方修正した。これはWebMoneyの市場への浸透が従来の想定より遅れ気味であるためで、2011年3月期の営業利益は従来の8億3000万円から2億円弱少ない6億3500万円としている。
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