デザインが美しく役に立つウェブサイトが、コンピュータ以外の機器やモバイル機器(ゲーム専用機や低解像度のテレビブラウザなど)ではまったく用をなさないというケースが多すぎる。
世の中はモバイル全盛時代だというのに、大半のウェブサイトで、モバイルブラウザがアクセスしようとした時にそのことを検知して自動的に小型スクリーン向け、低帯域幅向けのバージョンが表示されるようになっていないこと、または少なくとも、ユーザーが小型スクリーン向け表示を選択できるようになっていないことに、いつも驚かされる。
ウェブデザイナーの皆さんは、モバイル機器がアクセスできるサイトを設計してみてはどうだろうか。
コンテンツと同じくらい大きい広告メッセージなどと聞くと、今より遅れていた時代のことだと思うだろう。ところがそれは現在、多くのサイトで起こっていることなのだ。
30秒のビデオを見ようとすると、その前に30秒の広告ビデオを見せられる。あるいは、お気に入りのサイトの見出しを15秒で流し読みしようとすると、巨大なポップアップ広告に視界を遮られてしまう。そのような目にあったらユーザーはどうするか。そのサイトにアクセスするのをやめるか、少なくとも再度アクセスするかどうかを迷うのではないだろうか。サイトが利益を上げなければならないのはわかるが、コンテンツを見るユーザーに罰を下すとは、単なる時代遅れではない、中世に遡るほどの古さだ。
メッセージは媒体に適したものでなければならない。テレビ広告のスタイルをウェブサイトに持ってくるのは、適切なやり方とはいえない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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