NTTドコモは11月5日、新端末のリリースにあわせて「iコンシェル」「iウィジェット」「iアプリオンライン」などの新サービスを発表した。
iコンシェルは、待ち受け画面にキャラクターの「ひつじのしつじくん」がコンシェルジュとして登場する。生活エリア内の情報や趣味嗜好に合わせた情報を知らせたり、自動的に管理・更新して届けてくれたりするサービスだ。ユーザーが預けた電話帳やスケジュール、トルカなどの情報がパーソナライズの情報源となる。
具体的には、最寄の鉄道運行情報や警報などの気象情報、イベント情報などを無料で知らせてくれる。有料や無料の情報提供サービスに申し込んでおくと、JRAのGIレース日程やお祭りなどのイベント情報を自動的に登録してくれるiスケジュール機能もある。
サービスに預けた携帯電話の電話帳をもとにし、タウンページの情報と照合してお店の住所や営業時間などを自動で追加する機能、取得したグルメクーポン(トルカ)の期限を自動で更新する機能などを持つ。iコンシェル対応のコンテンツは有料無料をあわせて210を予定している。
NTTドコモ代表取締役の山田隆持氏は、iコンシェルについて、「これまでの“〜ができるケータイ”から“〜してくれるケータイ”となるサービス。コンシェルジュのように、お客様一人一人の行動をサポートする、究極のパーソナルケータイ」と意気込む。
サービスは、今回発表の22機種のうち13機種に対応。利用料金は月額210円で、「電話帳お預かりサービス」の使用料を含み、同サービスの申し込みが必須となる。設定の手間を省くため、まずは契約情報をもとにしたエリア情報を配信するが変更も可能だ。コンシェルジュのキャラクターは、有料のサービスを申し込めば、自分でキャラクターをつくったり、キティやドラえもんなどに変更できる。
なお、対応機種は下記のとおり。
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