NTTドコモは11月19日より、冬商戦モデルの販売を開始する。これまで「90xi」のように3桁のシリーズ名だったものを4種類のシリーズ名に変更し、全22機種を発売する。
シリーズ名の変更について、代表取締役社長の山田隆持氏は「機能ありきではなく、ライフスタイルに合わせたラインアップに変更する」と宣言。ファッション性の高い「docomo STYLE series」、エンターテインメント機能を強化した「docomo PRIME series」、ビジネス向けの「docomo SMART series」、最先端機能を盛り込んだ「docomo PRO series」の4種類に分類した。
新端末は、「iコンシェル」と呼ばれる、ユーザーの趣味嗜好などにあった情報を適宜提供する機能や、「iウィジェット」と呼ばれる、待受画面に複数のアプリを起動できる機能、「iアプリオンライン」というリアルタイム通信が可能なアプリ機能などを搭載する。また、Googleマップのストリートビューなども見られるようにする。
端末としてはフランスのパティシエであるピエール・エルメ氏が監修したモデルやファッションブランド「4℃」とコラボレーションして天然ダイヤモンドを埋め込んだモデル、WオープンタイプのVIERAケータイ、800万画素カメラ搭載のAQUOSケータイ、薄さ12.9mmのスライド式amadanaケータイなどを用意した。
端末の価格は4〜5万円台。今回、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーション製の端末は発表されなかった。この点については「いろいろな事情がある」(山田氏)とした上で、ソニー・エリクソンとは引き続き協議していく考えを示した。
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