独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、IT人材育成本部の下に11月1日付で産学連携推進センターを設置した。
これは関係機関と緊密に連携し、日本のIT人材育成を推進する施策の具体化に取り組むための措置だ。
現在、IPAのIT人材育成本部は、経済産業省、文部科学省とともに「産学人材育成パートナーシップ情報処理分科会」の事務局を務め、IT人材育成に関する産学官連携の施策を検討している。IPAはこの中で、産業界と大学などの連携調整の窓口としての役割をもつ。
10月1日には、IT人材育成本部が国立情報学研究所(NII)と連携、協力していくとの協定を締結した。両者は教員の育成強化や、産業界ニーズを踏まえた実践的カリキュラムの開発、インターシップなどの推進を図り、大学と産業界がIT人材育成に協力して取り組むためのさまざまな取り組みを進める方針だ。
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