ngi groupおよび同社子会社の3Diは、3Dインターネット事業を展開するSUNとの資本・業務提携を10月22日付けで締結したことを明らかにした。
ngi groupでは3Dインターネットの分野を戦略投資事業と位置付けており、また子会社の3Diでは、3Dインターネットの標準技術OpenSimをベースにした仮想空間サーバソフトウェア「3Di OpenSim」を提供している。
一方SUNは、仮想世界サービス「Second Life」内にショッピングモール「TokyoZERO番地」を開設するほか携帯電話向けのSecond Lifeビューアーなどを提供している。
提携により、今後SUNでは3Dインターネット事業全般に3Di OpenSimの採用を進める。また、TokyoZERO番地の開発や3Di OpenSimのコミュニティ育成、マーケティング、営業活動などを共同で行う。そのほか3DiとSUNは共同でTokyoZERO番地の出店企業に対し、3Di OpenSimのローエンド版ソリューション商品を提供していく。現在ngi groupの子会社トレンドアクセスが運営中の仮想世界関連のニュースサイト「THE SECOND TIMES」やSecond Lifeをテーマにしたソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「NaviSL」についてはSUNに事業譲渡することも予定する。
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