ngi groupの子会社である3Diは8月18日、OpenSimをベースに開発した3D仮想空間サーバソフトウェア「3Di OpenSim」を、今秋に発売すると発表した。
OpenSimは、3Dインターネットの標準化技術を研究開発するオープンソースコミュニティおよびその技術の名称。3Diは、OpenSimコミュニティのコアディベロッパーとして開発に携わっている。
3Di OpenSimは、独自の仮想空間をサーバー上に構築したいと考える企業や教育機関での活用に適した仮想空間サーバーのソフトウェア。社内教育やショールームなどのビジネス向けから、教育機関の遠隔授業やコンシューマー向けのサービスまで、自社ブランドや保有キャラクターのイメージに応じたコンテンツを制作し、公開できる。
また、サーバ内のログデータを活用してマーケティングに利用できるほか、社内イントラのような非公開型の仮想空間としても活用できる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」