オフィスのPCモニタにメモなどを付せんに書いて貼ってあるのをよく見かける。中にはびっしりと貼って「ライオン」のようになっているものもあるが、実際、付せんの利用状況はどうなのか?意識調査を行い、20代から40代を中心とする男女461名の回答を集計した。
回答者の血液型は、「A型」156名(33.8%)、「B型」101名(21.9%)、「O型」144名(31.2%)、「AB型」36名(7.8%)、「不明」24名(5.2%)。回答者の職業のうち、「一般事務職」は97名(21.0%)、「IT・コンピュータ関連職」は95名(20.6%)。勤務者のうち仕事でパソコンを利用している「パソコン利用者」は316名(87.8%)。
パソコン利用者のうち、仕事で利用しているパソコンのモニタに付せんを「貼り付けている」とした「付せん利用者」は、全体では28.2%。
血液型別では「B型」が31.3%、職業別では「一般事務職」が36.8%と、他と比較して高い割合となっている。
付せん利用者に、何枚くらい貼り付けているか?と聞いたところ、全体では89.9%が「1枚〜5枚くらい」と回答。多くの人は少ない枚数だが、「6枚以上」を合わせると10.1%。
血液型別では「A型」が12.9%、職業別では「一般営業職」が25.0%と、他と比較して高ポイントとなった。
付せんに書いている事柄を複数回答形式で聞くと、最も多かったのは性別、年代、血液型、職種いずれでも「作業のメモ」で全体の84.3%。以下「作業の締め切り」が34.8%、「会議などの予定時刻」が23.6%、「電話番号」が20.2%といった順で、ほとんどの項目で男性に比べ女性の方が多かった。
男性では「電話番号」が女性より高く、20代では「パスワード」、40代で「作業の締め切り」が他の年代に比べ多かったことが目立った。
また血液型別に見ると、「B型」で「会議などの予定時刻」が42.9%と、他の血液型に比べ突出して高かったのも注目点。
職種別では「パスワード」の比率が「一般事務職」では20%を超えるが「IT・コンピュータ関連職」では4.2%と大きな差があった。セキュリティ面での考慮から、他者の目に触れる付せんには「パスワード」を書かないことが周知徹底されているのだろう。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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