アイシェアは3月2日、PCでのテレビ視聴と希望するテレビ機能」に関する意識調査結果を発表した。それによると、全体の約7割が、DVD再生もHD録画もネットもできる“全部入り”テレビが欲しいと答えている。
これから購入するPCに関して「テレビ機能を求めるか」という質問に対し、「希望する」と答えたのは18.9%。53.7%が「こだわらない」、27.4%が「不要」と回答した。すでにテレビ機能搭載PCを持っているユーザーでも、「テレビ機能付きを選ぶ」と答えたのは32.2%にすぎず、PCでのテレビ試聴は「あれば便利」の域を出ていないと考えられる。
一方、「テレビにあったらいいと思う機能」には、「録画もPCで操作」という回答が33.7%と1位になった。「テレビの情報をすぐ印刷できる機能」も15.8%にのぼるなど、テレビにPC機能を欲する意見が出ている。
また、「今後欲しいテレビの機能」では、「DVD再生」が41.2%、「HDレコーダー」が53.8%、「ネット利用」が32.4%、「ゲーム機能」が23%という結果となり、このうち、2つ以上の機能に回答したのは75.8%にのぼった。この結果から、テレビだけでない多機能なテレビ、つまり“全部入り”テレビの要望が見えてきた。
テレビで「一番メインで使いたい機能」には「テレビ視聴」が約7割で1位、HD録画が2位、ついで3位のネット利用へと続く。また、「たまに使いたい機能」では「DVD再生」と「HDレコーダー機能」が並び、録画・再生に関する利用が高いことが分かる。
それと同時に、たまに使いたい機能に「テレビ視聴」が約9%いるなど、テレビなのかPC機能がメインなのか分からない状態も見える。PCと同等の機能を持つ“全部入り”テレビの希望が強いことが分かる。
さらに、「実際にテレビを選ぶこだわり」として自由回答してもらった625件を分析したところ、「画質」が121ポイント、「価格」が58ポイントと高く、これに「国産メーカーを選ぶ」の51ポイントが続いた。銘柄指定ではアクオス、亀山モデルといったシャープ製が42ポイント、ソニー製が23ポイントと他のメーカーを圧倒している。
調査は2月26日〜28日の間、同社が提供するメール転送サービス「CLUB BBQ」会員を対象に行われた。有効回答数は1017件。20代が17.3%、30代が47.5%、40代が25.8%で、男女比率は7:3となっている。
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