ドリコムは4月21日、2008年3月期の業績予想を修正した。2007年10月の発表に続く今期二度目の業績予想修正。経常利益は有価証券の売却益などで予想を上回ったが、売上高、営業利益、当期純利益は予想を下回る。ただし、銀行借り入れにかかわる財務制限条項には抵触しないとしている。
発表によると、売上高は前回発表予想比で1億円減の21億円、営業利益は同4000万円減の1000万円、経常利益は同2000万円増の2000万円、当期純損失は同4億6000万円減の6億4000万円。当期純損失が大幅に下方修正されるのは、事業体制の最適化に伴う損失および固定資産減損損失として約3億6000万円の特別損失を計上するため。
ドリコムは2007年11月に発表した2007年9月期中間決算発表時に、二期連続で赤字になれば、担保のジェイケン株を銀行に処分される可能性があるなどの内容を盛り込む財務制限条項を開示していた。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」