Bloombergによると、Appleの最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏が心臓発作に襲われたとしてCNNのユーザー投稿型ニュースサイト「iReport」に投稿された誤報は、18歳のある若者の仕業だったという。
Bloombergが報じたところによると、捜査員らは、ある若者が同サイトに記事を投稿したことを断定したという。Silicon Alley Insiderは同投稿を取り上げ、その真偽が判明する前に公開。その後、Appleの株価は急落した。しかし、捜査員らは、この若者がこれにより利益を得ようとしたという証拠を見つけていない。この若者の名前は明らかにされていないが、米証券取引委員会(SEC)は、この誤報が株式市場で利益を得ることを目的としたものだったかどうか調査している。この場合、犯罪となる可能性がある。
Appleは2008年、Jobs氏の健康状態に関するさまざまなうわさへの対応を余儀なくされた。同氏の健康不安説に関する報道は、Jobs氏のAppleにおける影響は計り知れないと考える米金融市場のトレーダーらの敏感な反応につながるからだ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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