エコへの関心が最も高いのは「ホンダ」ユーザー 〜2割強がアイドリング・ストップ実践

アイシェア rTYPE リサーチ2008年10月22日 13時24分

 停車時にエンジンを止める「アイドリング・ストップ」が個人ドライバーにも推奨されているが、実際、どの程度実行されているのだろうか。また、乗っている車やバイクのメーカーによって、エコへの関心などに差はあるのだろうか。20代から40代を中心とするネットユーザー男女402名の回答を集計した。

 「車やバイクの運転をする」としたのは7割弱、275名。運転頻度は「毎日」が半数近くを占め、「週数回」が3割弱、「月数回以下」が2割強で、所有する車のメーカーは「トヨタ」が3割弱、「ホンダ」が1割半、「日産」が1割強。バイクのメーカーは「ホンダ」が4割弱、「スズキ」が3割、「ヤマハ」が2割弱。

 車の所有に関わらず、エコへの関心は「非常にある」が14.7%、「多少はある」が63.7%で、合わせると全体の78.4%が「関心あり」と回答。

 また、地球温暖化対策として注目されている「カーボンオフセット」という活動については「知っている」が22.1%、「名前だけ聞いたことがある」が 27.6%で、「初めて聞いた」としたのは50.2%だった。

 「エコ」に関心があるかどうかを所持している車のメーカー別に見ると、所持率トップ3の国内メーカー3社で、「非常に関心がある」が最も高かったのは「ホンダ」の17.9%。次いで「日産」が15.6%、「トヨタ」が13.8%となった。その他の国内メーカーでは、「スバル」と「スズキ」は「非常に関心がある」の割合が20%を超えた。「ドイツ車」の「非常に関心がある」は13.6%。

 バイクのメーカー別では、「非常に関心がある」と回答したのは「ホンダ」の所持者のみで27.3%。車でもバイクでも、「ホンダ」に乗っている人は「エコ」に高い関心があると言えそうだ。

 信号待ちや駐停車の時の「アイドリング・ストップ」実施と、所持しているメーカーとの関係を見ると、所持率トップ3の国内自動車メーカー3社で「している」人の割合は高い順に「ホンダ」の23.1%、「日産」の15.6%、「トヨタ」の13.8%。2名以上の所持者がいる国内メーカーでは、「スバル」が最も高く25.0%だった。

 外車は「ドイツ車」で1人実施。バイクは、「ホンダ」が27.3%で複数名が実施している唯一のメーカーに。「エコ」に関心が高い「ホンダ」の所持者は、「アイドリング・ストップ」の実施率も高いようだ。

 調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。

「アイドリング・ストップ」をしていますか。

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