楽天リサーチは10月21日、インターネットバンキングに関する調査の結果を発表した。調査は、9月19日から21日にかけて実施され、サンプル数は、楽天リサーチ登録モニター(約160万人)のうち、全国の20代から60代の男女計1000人(男女各500人)。この調査によると、パソコンからインターネットバンキングの利用経験があると回答したのは全体の68.2%だったのに対し、携帯電話からの利用経験は15.6%にとどまった。
パソコンからインターネットバンキングの利用経験がある人に、利用頻度を尋ねたところ、「月に2〜3回」、次いで「月に1回以下」「月1回」という回答が続いた。
同様に、携帯電話からの利用頻度を尋ねたところ「月に1回以下」が最も多く、時間と場所を選ばずに利用できるが、利用頻度はパソコンよりも低いことがわかった。
パソコンからの利用サービスについては、「預金口座の情報照会」「他口座への振込・振替」「ネットショッピングやオークションなどの決済サービス」と続いた。性別・年代別では、30、40代の女性で「ネットショッピングやオークションなどの決済サービス」が6割を超えているのが目についた。
一方、携帯電話から利用しているサービスについては、「残高・入出金明細などの預金口座の情報照会」が突出して高かった。
インターネットバンキングの長所については、「24時間いつでも利用できる」がトップだった。また、短所については、「個人情報の管理が不安」「ID・パスワードの管理が面倒」「システム障害が不安」と、インターネットそのものにまつわるリスクへの不安が上位に来ていることがわかった。
インターネット上での買い物について尋ねたところ、買い物の頻度は「月に2〜3回」が最も多かった一方で、20代女性の「週1回」、40代女性の「週2〜3回」が、他の層に比べて高いことが明らかになった。
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