ブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアは同社が提供するサービス会員をパネラーとするリサーチ結果を発表した。
手軽なものからプロ仕様まで、メーカー各社が幅広くラインナップする家庭用プリンタ。20代から40代を中心とするネットユーザー男女を対象に、プリンタの所有率や種類別のニーズなどについて、4回シリーズの意識調査を実施した。第1回目の調査テーマは、プリンタの所有率と普段の使い道ランキングなどについて。
有効回答を得た947名のうち、自宅でプリンタを「持っている」のは88.0%。プリンタを「持っていない」12.0%の内、大半はその理由について「必要性がないから」または「利用頻度が低いため」と回答し、「置き場所が無い」という意見も複数見られた。
非所有者に「必要になることはあるか」を聞いたところ、「ある」と回答したのは45.6%。「必要になった場合」には、51.9%が「会社で印刷する」としている。
所有するプリンタのタイプは「インクジェット」が95.4%を占め(複数回答)、メイン利用プリンタのメーカーは、「キヤノン」が44.1%、「エプソン」が37.7%、「HP」が9.5%。
使い道は、「はがきの印刷」が最も多く全体の69.5%で1位。これからがシーズンとなる年賀状の作成に役立てる人も多いだろう。以下、「officeデータの印刷」が2位、「デジカメ画像の印刷」が3位、「クーポンの印刷」が4位となった。
割合で見ると女性と30代、40代では「はがきの印刷」が 70%を超えており、男性と20代では「officeデータの印刷」が50%を超えていた。
「プリンタの利用頻度」について聞くと、最も多かったのは「月数回くらい」の21.5%。「毎日」という人は7.9%と少なく、「週2〜3回くらい」が 19.7%、「週1回くらい」が18.5%。
まとめると、『週1回以上』が全体の46.1%を占め、『月に1回〜数回』が36.7%。『年に1回〜数回』が17.2%だった。
次回第2回目調査は、プリンタに求める条件や欲しい機能などを分析する。
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