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Diggのグローバル展開--創設者K・ローズ氏インタビュー(前編) - (page 2)

文:Caroline McCarthy(CNET News.com)
翻訳校正:ラテックス・インターナショナル
2008年10月16日 07時00分
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--今後もしばらくはDiggにとどまるつもりだとのことですね。また、先日、シリーズCラウンドで多額の資金を調達されました。ということは、当初の計画よりも長く、(買収されずに)独立した企業であり続けるということですか。

Rose氏:最近の調達は、すばらしいことに、「資金が尽きたから、もっと調達する必要がある」といったたぐいのものではありません。非英語圏に拡大したいと考えていたこと、ヨーロッパ中でサーバを購入しなければならなかったこと、それには、多額の資金が必要だったという事実によるものでした。

 われわれは、数年後にはどうありたいのか、それを実現するために必要なリソースは何かについて話し合いました。国際的に展開する計画を実行すれば、いずれ現金が尽きるでしょう。あの調達は、今後も製品を進化させ、研究開発に投資し、サイトを拡大し続けるため、サンフランシスコに必要なチームを構築すると同時に、2009年の海外展開についても話し合おうといったもので、そのためのものでした。

--ほかのソーシャルニュースサイトについてはどうですか。diggが現在行っていないことで、何らかの方法でまねたいと思っているものはありますか。

Rose氏:いい質問ですね。わたしはどれも利用していません。これまで他社のサービスを利用したこともまったくありません。(「Yahoo! Buzz」が)最初に登場したときの記事にはわたしもおそらくあれこれ騒いだと思います。われわれは、誰かがやっているかどうかを基準に製品に関する決定を下したりはしていません。

--しかし、あなたが本当にすばらしいと感じ、最初に考えたのが自分だったらと思ったことはありませんか。

Rose氏:ほかの人のデータのマッシュアップで非常に興味深く、試したらおもしろかったものはいくつかあります。diggのデータにもそのようなものがあれば本当にかっこいいのにと思ったことはありますが、機能については1つも思い付きません。StumbleUponがツールバーで行っていることやツールバーにリコメンデーションを提供していることは実に興味深いと思いますが、現時点で同じことをする予定はありません。現在、diggのツールバーは非常に基本的なものです。

--現在の経済状況によるDiggへの影響はどうですか。DiggがシリーズCラウンドで資金を調達した直後、状況が変わり始めましたが。

Rose氏:何も変わっていません。Diggのすばらしい点の1つは、常に無駄のない経営を行っているということです。われわれのチームは小規模で、テキスト中心のサイトです。よって、帯域幅に関して言えば、1週間に100万ドルを帯域幅に費やしているYouTubeとは違います。われわれにとって重要なのは、誰を雇っているのか、なぜ雇っているのか、その人が必要かどうかということです。1〜2年以内に従業員数400人の企業になることはありません。支援が必要な状況を見極め、ゆっくりと成長し、サイトへのトラフィックの成長に合わせて会社を成長させる・・・それは常に必要に迫られた結果によるものです。

--選挙後はトラフィックが減少すると思いますか。

Rose氏:そうは思いません。いい質問ですが、トラフィックは毎月増加しています。われわれがこのような立場にあることはとても幸運なことで、ことあるごとに、違った増加が見られます。オリンピック開催中、若干のトラフィックの増加が見られました。テクノロジの大ニュースやAppleのイベントがあると、必ず増加が見られます。今後も見られるでしょうが、予測を行ったことはありません。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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