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マイクロソフト、「Silverlight 2」の正式版をまもなくリリース

文:Ina Fried(CNET News.com) 翻訳校正:緒方亮、小林理子2008年10月14日 11時28分
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 Microsoftは米国時間10月13日、予想されていた通り「Silverlight 2」最終版の準備ができたことを発表した。

 MicrosoftによるとSilverlight 2は14日からダウンロードが提供される。新しい機能には、デジタル著作権管理技術への対応、クロスプラットフォーム対応の改善、Deep Zoom機能などがある。Microsoftはまた、AOL、Blockbuster、CBS College Sports、トヨタ、Yahoo! JAPANなどとの新しい提携を発表した。

 Microsoftはほかに、NBCと行ったオリンピック大会の取り組みについて数字を発表した。同社によると17日間の大会期間中、NBCOlympics.comには5000万人以上のユニークビジターがあり、ページビュー数は約13億、ビデオストリーミングは約7000万本、ビデオ視聴時間は約6億分を記録したという。

 全体的にみて、オリンピックはSilverlightの米国での浸透を30%ほど押し上げたとMicrosoftはいう。

 Microsoftの開発者部門バイスプレジデントであるScott Guthrie氏は、「Silverlightを公開したのは1年ほど前だが、すでに世界中のコンシューマーの4人に1人が、Silverlightがインストールされたコンピュータを利用できる状態にある」と述べた。

 ただこれは、ほとんどすべてのWindows機にインストールされている「Flash」に対抗するには、Silverlightにとってまだ長い道のりがあることを意味している。

 Guthrie氏は電話カンファレンスの席で、Silverlightは一部の国ではすでに50%に浸透していると説明した。Silverlight 2を必要とするサイトが立ち上がり運営を開始するとSilverlightの展開は「快調に加速する」ことが期待できると同氏は言う。「非常に急速に」何億台というPCでSilverlight 2が稼働するという見方を同氏は示した。

 「もちろん、新しいブラウザ用プラグインの発表は大がかりなプロジェクトだ」とGuthrie氏は言う。「必要なところまで到達するのに、数年かかるということはわかっていた」

 Guthrie氏は、Silverlightがすでに4分の1に行き渡っているのはうれしいことで、Hewlett-Packard(HP)がPCにSilverlightを搭載するといった、浸透を後押しする取り組みをMicrosoft社は引き続き行っていくと語った。

 Guthrie氏によると、SilverlightおよびSilverlight 2ベータ版の既存のユーザーについては今後数週間で、Silverlight 2に自動的にアップグレードされるという。

 電話カンファレンスの後半、Guthrie氏は「iPhone」で動くSilverlightの実現に同社が興味を持っていることを繰り返した。

 「Appleとはすでに話をしている」と同氏は語った。「われわれは、iPhoneで実行可能になることに大きな関心を持っている」

 しかし、どのような種類のソフトウェアがiPhoneで動くのかは、最終的にはAppleがコントロールしており、同社は現在のところ、ブラウザのプラグインはどのようなものも可能にするつもりがないようだと同氏はいう。「将来的にはわからない。現時点では、どのベンダーにも選択肢がない」

 GoogleのAndroid携帯電話「T-Mobile G1」は別だとGuthrie氏は話す。「あちらはオープンプラットフォームだ。注目していくつもりだ」

 Googleのブラウザ「Google Chrome」との互換性について、最初のリリースはSilverlightとのあいだでいくつか問題があるとGuthrie氏は語った。しかし、Chromeの最新の開発者向けリリースでは、Silverlight 2は「すばらしくよく」動いているという。

 編集部注:CBS College Sportsは、CNET Newsを発行するCBS Interactiveの一部門です。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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