ASUSTeKは8月29日、「Eee PC」シリーズ2製品および小型デスクトップPC「Eee Box B202」を9月13日に発売すると発表した。
Eee PCは、シリーズ初代機として登場した「Eee PC 4G-X」の後継機となる「Eee PC 701 SD-X」と、シリーズの中堅機となる「Eee PC 900-X」の2機種が発売される。これによってシリーズは、現在販売中の「Eee PC 901-X」を最上位機種とする3機種のラインアップとなる。
Eee PC 701 SD-XはEee PC 4G-Xと比較して、SSD容量が8Gバイトへと倍増した。そのため外形寸法等は同じだが、重量は約0.91kgとなる。また30Gバイトの外付けハードディスク(HDD)が標準で付属する。予想実売価格は3万9800円前後だ。
Eee PC 900-XはCPUにインテル Celeron M プロセッサ 超低電圧版353を採用していること、Bluetooth機能は搭載していないことなどがEee PC 901-Xとの大きな違いになる。また、バッテリ駆動時間は約4.3時間と短いが、外形寸法は高さ20mm×幅225mm×奥行き170mmで、重量は約0.99kgで、サイズ的にはミドルクラスに位置する。一方、SSD容量は16Gバイトとシリーズ最大。予想実売価格は4万9800円となっている。
Eee Box B202は、高さ178mm×幅26.9mm×奥行き222mm、重量約1.16kgの小型ボディが特徴のデスクトップPC。OSはWindows XP Home Editionで、起動後7秒でネット接続が可能になるExpress Gate機能を搭載している。CPUにはAtomプロセッサN270を採用し、メモリは1Gバイト、HDD容量は約80Gバイト。
無線LAN機能としてIEEE802.11n(Draft 2.0)もサポートしている。予想実売価格は、本体のみの場合が4万4800円前後、15.6型ワイド液晶ディスプレイとのセットは5万9800円前後、19型ワイド液晶ディスプレイとのセットは6万4800円前後となっている。
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