IBMは米国時間10月6日、現代用語でインターネットベースのサービスを指す「クラウドコンピューティング」に参入するための、主要な取り組みを開始した。AmazonやGoogleといったクラウドコンピューティングの先駆企業に挑むのが目的だ。
この日開始したサービスの1つである「Bluehouse」は、ビジネス向けに作られた、ウェブベースのソーシャルネットワークおよびコラボレーションサービスで、現在テスト版がIBMのウェブサイトで公開されている。
Bluehouseを利用するとソーシャルネットワークで一般的なアクティビティの多くを実行できるが、それらはいずれもビジネス専用に開発されたもので、ドキュメントと連絡先の共有、共同プロジェクト、オンライン会議、オンラインコミュニティーなどの機能がある。狙いは、パートナー、代理店、サプライヤー、顧客、および外部の専門家とビジネス上のやりとりができるようにすることだ。
この日は他にも、ウェブ会議やドキュメント共有ができる「Lotus Sametime Unyte」、法令順守問題に対処するためにウェブコンテンツを調査する「IBM Rational Policy Tester OnDemand」、セキュリティの問題を確認するためにウェブアプリケーションを調査する「IBM Rational AppScan OnDemand」、プロジェクト管理、エンジニアリング、マーケティングなどを担当する部門間での情報共有を可能にする「Telelogic Focal Point」などのサービスが発表された。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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