携帯電話の待ち受けに関する調査--最も利用される画面は「自分で撮影した写真」

Webマーケティングガイド2008年09月25日 08時00分

 Webマーケティングガイドでは、モバイルインターネット調査会社のネットエイジアと共同のもと、携帯電話の待ち受け画面に関する調査を行った。

≪調査結果サマリー≫

  • ほぼ全てのユーザーが待ち受け画面を変更した経験がある。
  • 変更頻度は、「数カ月に1回程度」が半数以上を占める。また、年齢が上がるにつれその頻度は少なくなる。
  • 10・20代は飽きやすく待ち受け画面を頻繁に変更する傾向にあり、30・40代は季節感や臨場感を重視する。
  • 待ち受け画面を変更するタイミングで最も多いのは、「良いものがあればその都度」。
  • 最も利用される待ち受け画面は「自分で撮影した写真」。

 調査対象者は、15歳〜49歳のモバイルユーザー345人。男女比は、男性:50.1%、女性:49.9%。キャリア比は、Docomo:52.8%、 EZweb:35.9% 、Softbank:11.3%。

Q1-1.待ち受け画面の利用状況

 Q1では、携帯電話の待ち受け画面を変更したことがあるか、またその頻度について尋ねた。その結果、「待ち受け画面を変更したことがない」と回答したユーザーはわずか2.6%で、大半のユーザーは待ち受け画面を変更した経験があることがわかった。また、その頻度については、「数カ月に1回程度」と回答したユーザーが最も多く57.1%、次いで「1カ月に1回程度」の13.6%、そして「携帯電話を購入したときのみ」の12.5%が続く結果となった。

 待ち受け画面は、ほとんどのユーザーが変更はするものの、その頻度についてはあまり高くないことが伺える。

あなたは携帯電話の待ち受け画面を変更していますか。

Q1-2.待ち受け画面の利用状況(年代別)

 待ち受け画面の利用状況を年代別、また「ほぼ毎日」から「1カ月に1回程度」と回答したユーザーを「1カ月に1回以上」として比較した。その結果、10代でも40代でも待ち受け画面の利用率は変わらないものの、その頻度については年代によって顕著な違いが見られた。「1カ月に1回以上」と回答したユーザーは、10代:40.0%、20代:32.0%、30代:25.2%、そして40代:18.8%と、年代が上がるにつれ利用頻度の高いユーザーが減少する傾向にあることがわかった。

待ち受け画面の利用状況。

Q2-1.待ち受け画面を変更するタイミング

 Q2では、どのような時に待ち受け画面を変更するかを尋ねた。その結果、「良いものがあればその都度」と回答したユーザーが63.8%で最も多く、次いで「使っているものに飽きたとき」の44.7%、そして「旅行や外出先で写真を撮ったとき」の15.7%が続く結果となった。

 また、「その他」の回答としては、以下のような回答が挙げられる。

  • 「気分転換をしたいとき」(22歳女性)
  • 「好きな人に会いたいとき」(47歳女性)
  • 「決まった周期で」(16歳男性)
  • 「かわいい写真が撮れたとき」(36歳女性)
  • ※回答は一部抜粋

 上記回答からは、携帯電話は人々の生活に非常に密着しており、また携帯電話はユーザーの想いや感情を表現するためのデバイスでもあると言えるのではないだろうか。

どのような時に待ち受け画面を変更しますか。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]