固定電話の月額料金が年明けにも2円値上がり--業界団体が総務省に認可申請

 固定電話の月額料金が年明けにも値上がりする見通しとなった。これは、消費者が負担する固定電話のサービス提供維持費「ユニバーサルサービス」の負担額改定に伴うものだ。

 負担額の改定は固定電話を取り扱うNTT東日本、西日本に求められている。社団法人電気通信事業者協会(TCA)が総務大臣に対し認可申請しているとのこと。

 「ユニバーサルサービス」は、NTTの固定電話サービスを全国に提供するため、サービス維持費用の一部を電話会社全体で担保する制度。その費用の負担は最終的には利用者に転嫁されることになる。今回の申請では、2009年1月からの1番号あたりの負担額は月額8円となる見込み。今回の申請が認可されれば、携帯電話やPHSを含めたユニバーサルサービス料金は月額2円値上げされることになる。

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