ソフトバンク、ウィルコムもユニバーサルサービス料を月6.3円に

松田真理(マイカ)2007年12月05日 12時25分

 ソフトバンクグループとウィルコムは12月4日、ユニバーサルサービス制度の番号単価改定に伴い、「ユニバーサルサービス料」を2008年1月利用分から改定することを発表した。

 ユニバーサルサービス制度とは、電気通信事業法第7条で「国民生活に不可欠であり、あまねく日本全国における提供が確保されるべき」と規定されているサービス。現在、NTT東日本およびNTT西日本が提供する加入電話と公衆電話、緊急通報が該当する。このサービスを提供するため、必要な費用を電話会社全体で電話番号数に応じて負担仕組みをユニバーサルサービス制度と呼ぶ。

 ソフトバンクモバイルの通常契約、ソフトバンクBB、ソフトバンクテレコム、ウィルコムおよびウィルコム沖縄は月額6.3円となる。ただし、ソフトバンクモバイルのプリペイドサービスは毎チャージごとに19円かかる。

 また、ユニバーサルサービス料金改定に伴い、ウィルコムは2008年1月1日から「カーナビ専用定額サービス」の一括払いの料金を、1年払いの場合1万1550円、3年払いの場合3万1500円に改定する。この場合も、ユニバーサルサービス料は別途かかる。

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