KDDIは10月1日より、月額5460円で上下最大1Gbpsの通信が可能となる個人向け通信サービス「ギガ得プラン」を提供する。2年間の継続利用が前提だ。
光ファイバ回線のブロードバンドサービス「ひかりoneホーム」の1メニューとして提供する。光アクセス区間のユーザー最大帯域をこれまでの100Mbpsから1Gbpsに広帯域化するとともに、新たに開発したギガホームゲートウェイを利用することで上下最大1Gbpsと高速化した。
ギガホームゲートウェイは無線LAN親機やUSBポートを搭載しているため、ゲーム機やネットワーク対応のAV機器などとつなぐことが可能。また、USBメモリを使って宅内でデータファイルを共有することもできるという。
なお、100Mbps以上の通信をするためには、LANポート1000BASE-T、LANケーブルカテゴリ5e以上が必要となる。また、利用するパソコンの性能などにより、通信速度は変わる。このほか、「連続的かつ大量の通信をご利用される一部のお客さまについて、ネットワーク資源の品質、公平性確保を目的とした通信利用の制限を実施する場合があります」(KDDI)とし、通信状況によっては速度規制する可能性も示唆している。
提供エリアは関東(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、群馬県、山梨県の一部)と北海道エリア(札幌市、北広島市、江別市、石狩市の一部)で、一戸建てもしくは小規模集合住宅に住む人が対象だ。
利用にはひかりoneホーム新規契約時の初期費用に3万1500円かかるほか、登録料として840円が必要。2年単位での自動更新となり、途中解約する場合には契約解除料として9975円を支払う必要がある。
※お詫び:当初、タイトルを「月額5460円で1Gbpsを独り占め--KDDIのひかりone新サービス」としておりましたが、回線は共有のため、誤解を生む表現でした。お詫びして訂正いたします。
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