KDDIは5月21日、トリプルプレイサービス「ひかりone」ユーザーを対象とした高速PLCモデム「G02P1」のレンタルサービスを、5月23日より提供開始すると発表した。
PLC(Power Line Communications)とは、一般に利用されている電力線に通信用の信号を乗せてデータ通信を行う技術だ。高速PLCモデムのレンタルサービスにより、電源コンセントに接続するだけで手軽に家庭内の高速通信環境を構築でき、どの部屋でもひかりoneを利用可能となる。
また、G02P1は、国内の通信事業者として初めてHomeplug Powerline Allianceの最新PLC技術「Homeplug AV方式」を採用している。これにより、128bit AES方式の暗号化技術で強固なネットワークセキュリティを実現したほか、ひかりoneの映像配信サービス「MOVIE SPLASH」に必要な優先制御機能を備えており、映像サービスのパケットを優先することで安定した映像サービスを楽しめるという。
本体デザインは、経済産業省の「グッドデザイン賞」を受賞したau携帯端末「PENCK」と同じくPROPELLER DESIGNが担当しており、カラーはホワイトとブラックの2種類をライン アップ。なお、サービスの提供価格は1台あたり月額420円となっている。
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