東芝は9月18日、デジタルレコーダー「VARDIA」シリーズにおいて、RD-X8、RD-S503、RD-S303の3機種を発表した。合わせてXDE対応のDVDプレーヤー、HDDレコーダーなどもラインアップする。
新VARDIA3機種とDVDプレーヤー「SD-XDE1」には、DVD画質をハイビジョンに迫る画質にまで引き上げる高画質技術「XDE」を搭載した。輪郭補正やアップスケーリングなど4つの技術からなるXDEは、DVD画質をくっきり高精細な画質に向上させる高画質技術。映像の鮮度感が際立つことで、DVD画質をハイビジョンに迫る高画質にまで引き上げるという。
デジタルメディアネットワーク社デジタルAV事業部事業部長の下田乾二氏は「今回のレコーダー/プレーヤーラインアップは高画質、簡単、ネットワーク対応という3つのキーワードに着目し、製品化した。XDEは手持ちのDVDや昔の録画映像をハイビジョン品質で視聴でき、豊富で手軽なDVDライブラリをそのまま活用できる。ネットワーク機能を有することで実現する『DVDBB』、約7倍の長時間録画と一歩先行く機能が搭載できたと思っている」と新製品に対する自信を語った。
DVDにフルハイビジョン録画できる「HD Rec」、ハイビジョン放送を長時間録画できる「TSEモード」などは前機種に引き続き搭載。TSEモードは約7倍のハイビジョン録画までサポートするなど、同様の機能を搭載している他社に比べ、最長の録画時間を実現した。
10月に放送を開始する「スカパー!HD」放送も「MPEG4 AVC」を使って録画できる「スカパー!HD録画」にいち早く対応するなど、多チャンネル録画に長けた機能を備えたのはVARDIAならでは。最上位機種RD-X8では、スカパー!HD録画に加え、「スカパー!連動」機能も内蔵している。
RD-X8は、前機種のRD-X7で非対応であったDVDへのコンテンツダウンロードサービス「DVDBB」機能を内蔵。約5〜8秒で番組表を表示する「高速起動」モードなども追加された。
これらの機種に加えて、ハードディスク(HDD)レコーダーに地上デジタルチューナーを内蔵した「D-H320」もラインアップ。幅70mm、高さ195mmのコンパクトボディに加え、「レグザリンク」、「かんたん予約」などの機能を備えることで、アナログテレビのまま地上デジタル放送が見たい、というニーズに対応していくという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス