東芝は9月26日、「レグザリンク」のHDMI連動に対応したHDD&DVDレコーダー「VARDIA」シリーズ4機種を、10月下旬より順次発売すると発表した。
今回発売されるVARDIAシリーズの新製品は「RD-S601」「RD-S301」「RD-E301」「RD-W301」の4機種だ。RD-W301を除く3機種が、液晶テレビ「REGZA」のリモコンから録画予約や再生などが行える「レグザリンク」のHDMI連動に対応する。
新VARDIAは、コピーワンスの新規格「ダビング10」に対応する姿勢を見せているのが大きな特徴。現在、録画済みのデジタル放送番組は1回のみのダビング(ムーブ)しか行えないが、ダビング10では、この回数規制をコピー9回とムーブ1回までに拡大する見通しだ。
現時点では「ダビング10」に関する仕様や詳細が決定していないため、通常のコピーワンス対応となっているが、技術仕様や放送開始時期などが決定した後にバージョンアップによる対応を検討しているという。
操作は、従来機種「RD-A600」や「RD-A300」と同様のリモコンを採用して使い勝手の向上を図るとともに、「録る」や「見る」など頻繁に使う基本操作に絞った「シンプルリモコン」も同梱。
さらに、横型と縦型を両方表示できる電子番組表、テレビ番組を見ながら選局できる「見ながら選択」、簡単に初期設定が行える「はじめての設定」、DVDへのダビングが容易な「かんたんダビング」、本編だけを手軽に再生できる「おまかせプレイ」など、ユーザーの利便性を高める機能も搭載されている。
RD-S601とRD-S301は、デジタル放送の2番組同時録画が可能な「ハイビジョンW録」に対応。HDD容量はRD-S601が600Gバイトで、その他の3機種については300Gバイトとなっている。価格はオープン価格で、発売時期はRD-S601とRD-S301が11月下旬、RD-E301とRD-W301が10月下旬を予定している。
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