T-Mobile USAから、新たなGoogleの「Android」搭載携帯電話発売が間近に迫っているが、この携帯電話は、これまでの派手な売り込みどおりの成果を上げられるだろうか?
T-Mobile USAは、「Dream」という名称で、この新たな携帯電話を米国時間9月23日に発表することになっている。台湾メーカーのHTCが製造するDreamは、10月頃に販売が開始される予定である。
The Wall Street Journal(WSJ)は、9月16日に、HTCに近い情報筋の話として、同社が年内に、60万から70万台の出荷を予測していると報じた。これは、携帯電話アナリストが予測していた、(年内に)30万から50万台を売り上げるという、これまでの予測値を大幅に上回っている。
WSJが報じた今回の記事に関して、HTCおよびT-Mobileからコメントを得ることはできていない。
GoogleのオープンソースOSのAndroidを初めて搭載するDreamに関しては、これまで何カ月間も派手な宣伝がなされてきた。ブログや多くのニュース媒体が、Appleの「iPhone」や、Research in Motion(RIM)の「BlackBerry」などのスマートフォンに対抗するDreamについて、数々のうわさや内部情報を伝えてきた。
Dreamには、iPhoneやBlackBerryに見られる、実に多種多様な装備が搭載されることになっている。たとえば、Dreamは、iPhoneのような大画面タッチスクリーンを採用している。一方、BlackBerryに似た、スライド式のQWERTYキーパッドとナビゲーション用トラックボールも採用されている。
とはいえ、筆者は、AndroidがベースとなるDreamの成功は、ソフトウェアやアプリケーションの完成度にかかっているとにらんでいる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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